省エネルギー環境設定を変更する
システム環境設定の「省エネルギー」パネルにある設定を取得および変更できます。コンピュー
タのスリープ時間や、その他の省エネルギー設定オプションを変更できます。すべてのクライア
ントに同じスリープ時間を設定したり、クライアントが「
Apple Remote Desktop
」のスリープ
解除コマンドに反応するために必要な環境設定(「
Ethernet
ネットワーク管理者のアクセスに
よってスリープを解除」
)を有効にすることができます。
省エネルギー環境設定を変更するには、「
Apple Remote Desktop
」の「
UNIX
コマンドを送信」
機能と、内蔵の
systemsetup
コマンドラインツールを使用する必要があります。
systemsetup
ツールについて詳しくは、
159
ページの「内蔵コマンドラインツール」を参照してください。
省エネルギー環境設定を変更するには:
1
Remote Desktop
ウインドウでコンピュータリストを選択します。
2
選択したコンピュータリストで
1
台以上のコンピュータを選択します。
3
「管理」>「
UNIX
コマンドを送信」と選択します。
4
「
UNIX
コマンドを送信」用の付属テンプレートを使って、省エネルギー環境設定を設定します。
a
「システム設定」グループから、以下の「省エネルギー」項目のいずれか
1
つを選択します:
Â
操作不能後に再起動
Â
停電後に再起動
Â
システムのスリープ時間
Â
スリープ時間を表示
Â
ネットワークアクセスがあったときにスリープを解除
Â
モデムの動作があったときにスリープを解除
b
テンプレートの値を目的の値に変更して、「送信」をクリックします。
144
第
8
章
クライアントコンピュータを管理する
5
UNIX
コマンドを手動で入力する方法もあります。
a
以下の
UNIX
コマンドを入力またはペーストします:
systemsetup -setsleep minutes number_of_minutes_to_sleep -setwakeonmodem
(on | off) -setwakeonnetworkaccess (on | off) -setrestartpowerfailure
(on | off) -setrestartfreeze (on | off)
b
このコマンドのアクセス権をルートに設定します。
6
「送信」をクリックします。