起動ディスクを設定する
「
Apple Remote Desktop
」では、任意のクライアントコンピュータ上で起動ディスクを設定で
きます。ローカルハードディスク上のボリューム、または使用可能な
NetBoot
ボリュームを選
択できます。
起動ディスクには、有効なオペレーティングシステムがインストールされている必要がありま
す。ローカルハードディスク上の起動ボリュームを複数のコンピュータに対して一度に設定する
には、すべてのコンピュータのローカルボリューム名が同じである必要があります。
または、
Mac
OS
X Server
が提供する
NetBoot
ボリュームとして起動ディスクを設定すること
もできます。これにより、
1
台の
NetBoot
サーバから多数のクライアントを起動できます。
起動ディスクを設定するには:
1
Remote Desktop
ウインドウでコンピュータリストを選択します。
2
選択したコンピュータリストで
1
台以上のコンピュータを選択します。
3
「管理」>「起動ディスクを設定」と選択します。
表示されるリストには、クライアントのローカルハードディスク、カスタムの
NetBoot
サーバ
項目、およびローカルサブネットで利用できるすべての使用可能な
NetBoot
サーバおよび
NetInstall
サーバのリストが含まれます。
4
クライアントのローカルハードディスクまたは
NetBoot
サーバボリュームを選択します。
5
特定のローカル・ハードディスク・ボリュームを選択したい場合は、「ハードディスク」を選択
し、
「編集」をクリックし、目的のボリューム名を入力します。
6
カスタムの
NetBoot
サーバボリュームを選択したい場合は、サーバの
IP
アドレスか完全修飾ドメ
イン名、および
NetBoot
ボリューム名を入力します。
140
第
8
章
クライアントコンピュータを管理する
7
必要に応じて、「完了時に再起動」を選択します。
「完了時に再起動」を選択すると、クライアントコンピュータはその起動ボリュームの設定後に
再起動します。このオプションを使用するには、再起動権限が必要です。
8
「設定」をクリックします。