Apple Remote Desktop - レポートデータベースの推奨事項と帯域幅の使用状況

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レポートデータベースの推奨事項と帯域幅の使用状況

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つの

Apple Remote Desktop

データ収集データベースで、任意の台数のクライアントに対応

できます。ただし、すべてのクライアントがレポート情報を同時にアップロードするような設定

は避けてください。クライアントの台数が増えるにつれ、クライアントがレポートデータをアッ

プロードするときのネットワーク使用率が短期間で急増し、タスクサーバのネットワークバッ

ファがいっぱいになる可能性があります。それは、自分自身に対してサービス拒否攻撃を仕掛け

ているかのような状況です。タスクサーバのコンピュータの台数を増やすと、ネットワークおよ

びコンピューティングの負荷が複数のコンピュータに分散され、パフォーマンスとネットワーク

の混雑が改善される可能性があります。ただし、複数の収集用コンピュータのレポートデータを

集約し、

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台の管理用コンピュータに表示する手段はないため、この方法でネットワーク負荷の

均衡を図るには複数の管理者が必要になります。

多数のクライアントに対して

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つのデータベースを使用する場合は、レポートキャッシュを生成

する時間帯が、レポートを実行したい時間帯と重ならないようにすることをお勧めします。たと

えば、レポートを通常は毎週実行する場合、クライアントのうち

7

分の

1

が初日にキャッシュ再

構築を行い、別の

7

分の

1

が次の日に行う、というように順次設定します。さらに、各クライア

ントがキャッシュ再構築を行う時間帯も

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日の中で分散させます。

リスト内のコンピュータの台数は、目的に最低限必要な数に保つようにしてください。リストを

選択すると、リスト内のクライアントは最も短い場合で

20

秒おきに状況アップデートを送信し

ます。リストに多数(たとえば、

1000

台)のクライアントがある場合、

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秒につきおよそ

50

のアップデートが発生することになります。

リストを多数作成しても「

Remote Desktop

」のリソースオーバーヘッドは増大せず、必要なク

ライアントを、最小限の待ち時間ですばやく簡単に管理できるようになります。ネットワークと

リストのサイズにもよりますが、リストを小さくするほど、管理の生産性と信頼性が向上する可

能性があります。

デフォルトのシステム概要レポートが

LAN

上で使用する帯域幅

システム概要レポートの平均キャッシュは約

20KB

です。レポートの作成中、管理用コンピュー

タとクライアントは常に、利用可能な帯域幅をすべて使おうとします(

IP

ベースのほとんどのク

ライアント/サーバアプリケーションはこのように動作します)。したがって、

10M

ビット/秒

のネットワークでは、

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台のクライアントのレポートデータ収集が

100%

の帯域幅を

0.016

秒間

使用する可能性があります。リストに

1000

台のコンピュータがあり、そのすべてが同時にレポー

トを試みるとした場合、

100%

の帯域幅が

16

秒間使用されることになります。当然、ネットワー

クが高速なほどパフォーマンスは向上し、

DSL

やモデム接続のような、低速なボトルネックがあ

るネットワークではパフォーマンスは低下します。

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クライアントコンピュータを管理する

システムレポートのサイズ

レポートデータベースにアップロードされるファイル・システム・データ(タスクサーバの環境

設定パネルの予約設定シートで「ファイル検索データ」のラベルが付いている)には大量のデー

タが含まれます。クライアントのハードディスク上に

10 GB

のファイルがある場合、アップロー

ドされるレポートデータのサイズは簡単に

5 MB

に達する可能性があります。クライアントが数

百台あるいは数千台規模の場合、このデータは短期間でかなりの量に達し、ネットワークリソー

スを圧迫する可能性があります。その他のレポート(システム概要、アプリケーション使用状況、

およびユーザの履歴)のデータは、それぞれ

8 KB

12 KB

程度なので、ほとんど影響はありま

せん。

ユーザ・アカウンティング・データやアプリケーション使用状況データをアップロードすると、

各クライアントにアップロードされるデータのサイズはさらに増大します。特定のクライアント

コンピュータについて得られるすべての情報を格納する必要があるとは限らないため、必要に応

じて収集するデータの種類をカスタマイズできます。