認証とデータ転送の暗号化
Apple Remote Desktop
クライアントに対する認証では、共有
128
ビット鍵を生成する
Diffie-
Hellman
鍵共有プロトコルに基づく認証方式を使います。この共有鍵は、
AES
(
Advanced
Encryption Standard
)を使用して名前とパスワードの両方を暗号化するために使われます。
「
Remote Desktop 3
」で使われる
Diffie-Hellman
鍵共有プロトコルは、パーソナルファイル共
有で使われる
Diffie-Hellman
鍵共有プロトコルによく似ています。どちらの場合も、共有鍵の
計算に
512
ビットを使います。
「
Remote Desktop 3
」では、
Mac OS X
クライアントコンピュータを制御するときに、キースト
ロークイベントとマウスイベントが暗号化されます。また、すべてのタスクは転送のために暗号
化されます。制御や監視のときの画面データと「項目をコピー」および「パッケージをインス
トール」でコピーされるファイルは除かれますが、アプリケーションの環境設定を変更すること
により、これらも暗号化するように選択できます。これらの情報は、
AES
(
Advanced Encryption
Standard
)と認証中に派生した
128
ビット共有鍵を使って暗号化されます。