ワイヤレスネットワーク内のコンピュータで
Apple Remote Desktop
を使って最適なパ
フォーマンスを得るには:
Â
すべての
AirMac
ベースステーションとすべての
Apple Remote Desktop
クライアントコン
ピュータに、最新バージョンの
Apple Remote Desktop
ソフトウェア、
AirMac
ソフトウェ
ア、および
Mac OS X
ソフトウェアがインストールされていることを確認します。
Â
1
台の
AirMac
ベースステーションに接続するクライアント数を制限します。
あるベースステー
ションが受け持つすべての
AirMac
クライアントは、そのベースステーションが受け持ついず
れか
1
つのクライアントに送信されるすべてのネットワーク通信パケットを受け取ります。ク
ライアントは自分に宛てられていないパケットを無視しますが、パケットを識別および破棄す
るためにコンピュータの能力が使われます。
第
6
章
ネットワークを設定する/セキュリティを管理する
81
Â
制御と監視ウインドウのサイズを調整します。「
Apple Remote Desktop
」にはサーバ側での
サイズ調整機能があり、この機能を使ってウインドウサイズを縮小することにより、ネット
ワーク上のトラフィックを減らすことができます。
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画面の共有やファイルのコピーなど、トラフィックをマルチキャストするタスクを使わないよ
うにします。マルチキャスト・ネットワーク・エラーが多発する場合、ファイルのコピーでは
一連の個別コピーが開始されます。
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ワイヤレスネットワークもマルチキャスト・トラフィックには適していません。ただし、
「
Apple Remote Desktop
」の複数監視機能はマルチキャスト・トラフィックを使用しないた
め例外です。
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共有画面はカラーでなく白黒で表示します。
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「
AirMac
管理ユーティリティ」を使って、ステーションの密集度を「高」にして
AirMac
ベース
ステーションを設定し、マルチキャストレートを
11 Mbps
に増やします。ベースステーショ
ンの密集度とマルチキャストレートをこのように設定すると、各
AirMac
ベースステーション
のネットワークの通信圏が制限され、クライアントコンピュータとベースステーションの間の
距離を
50
メートル以内にする必要があります。