クライアントを制御する
Apple Remote Desktop
クライアントコンピュータは、制御権限が設定された管理用コンピュー
タで制御できます。
Apple Remote Desktop
の権限について詳しくは、
65
ページの「
Apple
Remote Desktop
の管理者アクセス」を参照してください。
Apple Remote Desktop
クライアントコンピュータの制御中は、一部のキーボードショートカッ
トコマンドはリモートコンピュータに送信されませんが、管理用コンピュータには機能します。
以下のものが含まれます:
Â
動作中のアプリケーションを変更(コマンド+
Tab
およびコマンド+
Shift
+
Tab
)
Â
「
Dock
」を表示/隠す(コマンド+
Option
+
D
)
Â
ユーザをログアウト(コマンド+
Shift
+
Q
)
Â
スクリーンショットを撮る(コマンド+
Shift
+
3
、+
4
)
Â
強制終了(コマンド+
Option
+
Esc
)
また、音量、輝度、メディアイジェクトなどの特殊キーも、クライアントコンピュータには機能
しません。
第
7
章
ユーザと対話する
87
以下の手順では、監視するコンピュータに「
Apple Remote Desktop
」がインストールされて適
切に構成されていること(
43
ページの「
Apple Remote Desktop
クライアントコンピュータを
はじめて設定する」を参照)、およびそのコンピュータが「
Apple Remote Desktop
」のコン
ピュータリストに追加されていること(
53
ページの「クライアントを見つける/
Apple Remote
Desktop
のコンピュータリストに追加する」を参照)を前提にしています。
Apple Remote Desktop
クライアントを制御するには:
1
Remote Desktop
ウインドウでコンピュータリストを選択します。
2
リストから
1
台のコンピュータを選択します。
3
「操作」>「制御する」と選択します。
4
制御ウインドウとセッションをカスタマイズする方法については、
87
ページの「制御ウインド
ウのオプション」を参照してください。
5
マウスとキーボードを使って、制御対象のコンピュータで操作を実行します。
「
Remote Desktop
」の環境設定がキーボードとマウスの制御を共有するように設定されている
場合は、リモートコンピュータのキーボードとマウスが使用可能になり、管理用コンピュータの
キーボードとマウスと同様にリモートコンピュータに対して機能します。
環境設定が制御を共有するように設定されていない場合は、管理用コンピュータが制御対象に
なっている間は、リモートコンピュータのキーボードとマウスは機能しません。