生徒と対話する
「
Apple Remote Desktop
」を使うと、インストラクタは生徒のコンピュータと個別にまたはグ
ループとして対話できるので、より効率的に指導するのに役立ちます。
テキストメッセージを使用する
生徒と通信するときは、
Apple Remote Desktop
テキストメッセージを送信します。 たとえば、
授業がまもなく始まることや、試験の終了まであと
10
分であることを生徒に通知できます。
生徒のコンピュータを監視する
生徒のコンピュータ画面を管理用コンピュータで確認することで、生徒の作業を監視したり、特
定の作業をどの程度上手に実行できるか評価したりできます。また、任意の生徒のコンピュータ
で実行中のアプリケーションを監視することもできます。
画面を共有する
トレーニングやデモンストレーションのために、管理者の画面や生徒の画面をほかの生徒のコン
ピュータに表示します。
教室
管理用
コンピュータ
1
対
1
のヘルプ・
デスク・サポート
テキスト
メッセージを
ブロードキャスト
画面をロック
生徒を
ログアウト
1
つまたは複数の
画面を監視
および共有
画面を制御
アプリケーション
またはファイルを開く
電子的に
項目を配布
第
1
章
Apple Remote Desktop
を使用する
27
画面を制御する
必要に応じて管理用コンピュータから生徒の画面を制御し、アプリケーションを開いてファイル
を使うことで、生徒に作業の実行方法を示します。
画面をロックする
生徒の画面をロックして、生徒の注意をほかの作業に集中させたいときに生徒がコンピュータを
使えないようにします。
コンピュータの使用を終了する
授業や
1
日の終わりに、リモートで生徒をログアウトさせたり、生徒のコンピュータをシステム
終了したりします。
ファイルを配布する/収集する
授業を中断せずに、または次回の授業で必要になるときに、電子的に配布物を配布したり、宿題
のファイルを集めたりします。
Web
サイトへのアクセスを自動化する
すべての生徒のコンピュータで
Web
ページを開きます。
URL
を「
Safari
」から管理者のデスク
トップにドラッグしてから、生徒のコンピュータにコピーして「
Safari
」で開きます。また、ファ
イルをコピーして、生徒のコンピュータの適切なアプリケーションで開くこともできます。
一対一のアシスタンスを提供する
生徒が支援を必要とするときに支援を提供し、個人的に目立たないようにコンピュータ間の対話
を行います。
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第
1
章
Apple Remote Desktop
を使用する